忘れていた

　藤沢信者の私が触れないわけにはいかないだろう、プロフェッショナル・仕事の流儀。番組を見た感じでは競馬玄人からあまり知らない人までそれなりに楽しめるようにしたNHKらしい無難な出来といった感じでしょうか。玄人はとりあえずヤマトダマシイで押えておき、中級者はイクスキューズ&フライングアップルでのクラシック戦線(飛ぶ林檎はあまり触れられていませんでしたが)、初心者は｢勝てない馬｣という妙にハルウララチックでありがたくないラベルをいただいたタイキスピリッツで惹きつけると(私みたいな藤沢ｵﾀは全編にわたって萌えれるので特に山場は必要なし)。
　ただ、タイキスピリッツに関してはもう5歳になったのに今更教育している場合ではないだろうと思ってみたり(実際、出資者と馬券買っていた人は思っていそう)。タイキスピリッツが7歳、8歳になってもこの厩舎に置いてもらえるのであればいいのかもしれないが、おそらく今年結果を出せなければ地方競馬送りにされるのであろう。そろそろ｢一勝よりも一生｣と未来ある若駒に対して使うような耳障りのいい言葉ではなく、｢一生よりも一勝｣といったしっかりと現実を見据える段階に移行している年齢でもあると思うんだがな。