Peter Pan Stakes

　めでたく？、カジノドライヴが勝ちました。デビュー2戦目にして米国遠征とシーザリオ＆フラムドパシオンの海外遠征最短キャリアを大幅に破っての遠征でしたが、そんな壁をあっさりと乗り越えての勝利は多田レーシングマネージャーも言っているように「大した奴だ･･･」ということ。とりあえず、きょうだい3連覇がかかる本番でも時代遅れの感もあるオリンピック精神ではなく、勝負にはなると多少は胸を張って言えるレベルにあると証明したのだから、これまではこちらが享受する一方であったが、今回に限ってはアメリカに多少大きな顔を山本オーナーもカズヲも出来るってもんだ。
　さて、本番。距離の面ではきょうだいの走りから問題無いだろう。見るべきは相手関係(騎手は置いておいて)。Big Brown以外の馬のレベルに??が付く今年からすれば十分走破圏と見るがどうだろう。Empire MakerやらBird Stoneが果たした役目をカジノドライヴが担うのだとしたらこれ以上幸せなことはない。武豊にしてみれば米G?制覇最大のチャンスであったダンスインザムードのアメリカンオークスにおいて、デザーモが駆ったTicker Tapeの前にやられたという前科があるだけに、汚名返上にあたりこれ以上無いくらいの場面が揃ったと見るがこれ如何に。