Horse Racing Cafe2号店(仮設)

Horse Racing Cafeの2号店(仮設)的なもの

優駿3月号

色々と話題を呼んでいる松国コメント

清「ディープインパクトはどのようにご覧になっていました?」
松国「その世代では強い馬で、世代を超えて強い馬という印象はなかったです
清「種牡馬としては?」
松国「クロフネやキンカメの方が上でしょう(笑)」

 まあ、日頃から「調教師は種牡馬を作ることが仕事」と公言して憚らない松国ですからこの発言にも納得。ただ、「うちの厩舎はダンスとダイタクリ−ヴァとツルマルボーイの子供だけでいいよ」と言ってのけた橋口厩舎(最近はハーツクライも追加かな)と同じとはあまり思わん。
 松国のコメントの真意はは自分が手掛けた馬の将来に不利になることは言わないということでしょう。サンデー系繁殖牝馬に種付けできるという大きなメリットを有している分ディープよりも2頭の方が有利である事実も加味してのことだとも思うが。
 でも、ディープインパクトの使い方はどちらかと言うと旧習的な使い方をされており(菊の後のJC回避や宝塚記念出走など)、松国からしてみたら「どうしてそんな使い方するの?」的な思いがあった気もする。もしも、松国が管理していたらNHKマイルCは強制出走だし、天皇賞・春なんぞ使わずにDWC出走だったであろう。芝・ダート兼用の走りを見せたクロフネ、1600mと2400mという異なるカテゴリーで両レースともレースレコードで走りぬけたキングカメハメハにしても志半ばでの引退に追い込まれた。ディープなら松国三冠を制してのドバイ遠征を実現しえた逸材なだけに見てみたかった気もある。