Cheveley Park Stakes＆Middle Park Stakes

　Natagoraが見事にチェヴァリーパークS制覇ということで実にめでたい。SSは直仔のSilent Honor、Layman、Sundropなどが欧州でも2歳時から活躍していたがGⅠ勝ちは無かった。それを考えると、ディヴァインライトの父親越えは凄いように思えてくる罠。調教師のP.Bary師はこれが意外にも英国初勝利とのこと。Bary師によるとNatagoraの今期はここで終わり、来シーズンは英2000ギニーを念頭に調整すると。本番の1マイルをこなせるかどうかについてはBary師は希望を持っている様子だが、C.Lemaireのコメントを読む限りちょっと微妙な感じ。
　ミドルパークSはDark Angel。既に初年度産駒から22頭もの勝ちあがり馬を輩出しているAcclamation産駒。父親の現役時代はアスコットで6ハロンのGⅡを勝ったり、香港スプリントでSilent Witnessの5着に入るなど完全にスプリンター。その資質は仔にも受け継がれているようで仔も5〜6ハロンでの活躍が目立っている。しっかし、同じ短距離系種牡馬としてはOasis DreamやらChoisirの方が評判は遥かに上だったんだが、勝ち上がり率46パーセントは見事の一言。