Horse Racing Cafe2号店(仮設)

Horse Racing Cafeの2号店(仮設)的なもの

POG2010-2011反省会

 BrainSquall主催のPOGに2011-2012シーズンも参加させていただくことになりました。今年も昨年同様指名理由を淡々と書いていこうと思うが、その前に一応2010-2011シーズンの反省的なエントリーを。こういうのはドラフト前にやっておかないと全く意味がないんですけれどね…。
 まず、シーズンそのものを振り返ると順位自体は2位とそれなりの結果。ただ、中身としてはレーヴディソールに実質おんぶにだっこ状態での2位。実際レーヴディソールの故障以降はポイントを稼げるほとんど馬がいなくなり、1位を追撃するどころか2位を死守するので精一杯という始末。期待に胸躍らせるはずのクラシックも結局は完全に蚊帳の外状態で終わってしまい、個人的にはかなり不完全燃焼に終わってしまったシーズンだったかなと。
 レーヴディソールに限らず、2010-2011シーズンは1年間を通して指名馬の故障・体調不良に悩まされたシーズンであった。大学仲間と開催しているPOGでは1位のインパクトゲーム、2位のダノンバラードがともに故障。BrainSquall主催POGでも黄菊賞でリベルタスを相手にしなかったミッキーマスカットがレース後故障、500万条件でロッカヴェラーノに勝ったルルーシュが体調不良でトライアル使えず、体質の弱さも覚悟しての指名であったテンペルは3月末にデビューこそできたが使えたのは結局2戦のみ。これらの馬は順調に使えてさえすればもっとポイントを稼げていたと思うだけに、?順調に使える?ということが当たり前のようで何よりも大事なのだと改めて感じさせてくれるシーズンだったかなと(この辺りは一口をしている人には余計に感じられるのかもしれませんが)
 さてそれでは個別の馬の反省を(指名理由はこちら参照)
1位:レーヴディソール
 指名時はネガティブなことを書きまくってしまい本当に申し訳ございませんでした(土下座)。「Fantastic Lightでナイアガラ、ファなんとかさんでレーヴダムール、ボリクリでアプレザンレーヴを出す母なんだからタキオンならどんだけだよwww」というやや浅はかな考えも含んでの1位指名であったが、それでここまでの成績を出されるともう何も言わないし何も言えない。
 にしても、散々言われた牝馬の1・2位指名だったが、やっぱり牝馬は牡馬よりも出自が求められるという自説にある種の確信が得られたか。牡馬はどこの馬の骨かわからない奴も出てくるが、牝馬は本当にプロフィールがしっかりとしている、所謂?良家のお嬢様?がそのまま走る可能性が高いのではないかと。2011-2012シーズンのドラフトで母ビワハイジを1位指名した(じゃんけんで負けたけれど)ことも、変に捻った指名ではなく牝馬に関しては本当に単純に行った方が正解に辿り着きやすいという理由だったり。
2位:アドマイヤセプター

母は三歳の春時点でやや荒っぽさを残していた点がやや気にかかる。完成がちょっと遅れるかも。

 娘は荒っぽさとかそういうレベルではなかった。新馬戦の走りは、この先どこまで上り詰めるかという期待と共に、いつこの気性が爆発してしまうかという危うさを併せ持ったレース振り。その不安は直後の札幌2歳Sですぐに現実のものとなり、エリカ賞・こぶし賞とちんたらした条件戦では気性に難しさを出してレースにならず。かと思えば、フェアリーSのような厳しい流れのレースでは好走。そのポテンシャルの高さは明らかなだけに非常にもどかしい結果に終わってしまった。馬体の維持含めても滞在競馬ならば力を発揮しやすいと思われるタイプだけに、姉同様に札幌あたりで復帰するようなら注意かなとも。そういえば、この馬って結局朝青竜は関わっているのか?
3位:テンペル

何か始動は遅くなるという話も出ているようですが、アドマイヤコマンドを指名していた自分にしてみれば3月阪神デビューでも全然OKです。

 てなことを言っていたら、本当に3月阪神デビューになってしまった。言葉って不思議な力あるんですねぇ…。てなわけで、今年の指名馬は全馬年内デビュー、そして勝ち上がり、あわよくば重賞出走くらいを期待しよう。
4位:ルルーシュ
 札幌2歳S好走→年明け東京まで待機というのはまあ想定の範囲内。だがそこから皐月賞トライアルどころか青葉賞(F-G?)すら出走できなかったのは完全に想定の範囲外。体質の弱さがつくづく惜しまれる。復帰してもカズヲ名物の条件戦連勝→OP昇格→放牧→条ryのスパイラルモードにならないことを祈る。
5位:ハンドインハンド
 500キロを超える馬体は迫力十分だったが、若干持て余し気味だったかなと。ジョッキー調教師ともに長い距離向きだと新馬戦の頃から言及。そのため勝ち上がった後の条件戦も2000m以上を中心に使われていたが、もともとエンジンの掛かりが遅いことに加えてこの時期の長距離条件戦はスローペースになりがちな点も重なり、先行こそすれども瞬発力に優れた馬に後れを取ると。個人的には1800mあたりで差す競馬を試してほしいのだが…。   
6位:シャイニンオーラ
 結果的に松田博厩舎の牝馬を狙うという路線自体は正しかったと胸を張って言えるが、いかんせん馬主の運がヴィクトワールピサに全ていっていた。キンカメ産駒自体が08年産は今一だったことを除いて、個人的にはちょっと捻りすぎて失敗した例。これだったら素直に評判に乗っかってマルセリーナで良かったと。この辺りは反省材料。   
7位:ダノンシャーク
 レッズフィールドに限らずどうもこの一族は勝ち味に遅い傾向をみせるだけにディープの力を借りて瞬発力を強化するイメージだったが、結局未勝利脱出に時間を要した。そのため、無駄なレースを走らされクラシックへのローテが厳しくなる悪循環。プレイを相手にしなかったつばき賞、厳しい流れの中で粘り強く伸びた若葉S、直線での不利さえなければと思わせたプリンシパルSなど実力は確かなだけに、もう少しだけ運に恵まれていればなと。
8位:ミッキーマスカット
 牛だと思ったら馬だった。しかも結構速い馬だった。最初は巨漢馬の例に漏れず不器用なレースをしていたがレースを経験するごとに内容は上昇。その結果がリベルタスを返り討ちにした黄菊賞なわけだが、ディープの庭となりつつある京都芝中距離でスニッツェル産駒が勝つというのは結構凄いことだよねと今改めて思う。
9位ヴィクトリアピーク
 この馬でダメだったらもうA.P.Indy系は日本じゃダメだ…くらいに思っての指名だったがやっぱりダメだった。もうA.P.Indy系は金輪際指名しません。2011-2012シーズンにおいてもMiss Teribleも少しだけ考えていたのだが…。
10位ショウサンガイア

芝でダメならダートで潰しが効きそうという点は魅力的でもある。

 芝がダメとかダートで潰しが効きそうとかそういう次元ではなく問題点は厩舎だったのか。矢作厩舎から加藤敬厩舎に転厩したとたんに好走。そうなると、「矢作厩舎だから」という理由で指名した自分の立つ瀬が完全にないわけだが。しかし、矢作厩舎の何が気に食わなかったのだろう。あのテンガロンハットだろうか。