Horse Racing Cafe2号店(仮設)

Horse Racing Cafeの2号店(仮設)的なもの

今週の結果

 私の一口道は4着からスタートすることとなりました。420キロと発表された馬体はやはり若干細めで腹も少し巻き上がり気味。それに加えいかにもウォーエンブレム産駒らしくやや気難しい面を周囲にアピールしてのパドック周回。見ているこちらが若干不安にさせられたのは初出資馬の記念すべきデビュー戦という理由だけではないはず。
 本馬場入場後も気難しい面は変わらない。内ラチからなかなか離れようとせず、一頭だけ少し遅れて返し馬に入るなど鞍上の川須騎手も馬を卸すのに苦労させられている模様が見て取れ、不安はまさにピークへ。
 さて、スタート。ゲートが開いた音に驚いたとのことでシンハディーパは若干出遅れ。ここまで来るともうある意味開き直りの境地。道中は無理に追い上げず中団やや後方を馬なりで進み、3〜4コーナーで鞍上が気合付けにステッキを1,2発。それを見た瞬間、「このまま後方ままか」と一瞬思わされたが、直線はなかなかの脚色で先団目掛けて追い上げ開始。「この脚色なら際どい所まで行けるのでは」と内心期待するも、追われると口向きの悪さが出て、残り150mからは全く追えずに内へとややもたれ気味。結局先団を捉えるまでには至らず勝ち馬から0.4差の4着でゴールイン。
 レース後のコメントも予想通り。川須騎手は「内にもたれるなどの幼い面はまだ残っているが。いいバネをしているしこれから良くなってくる」とコメント。松永幹調教師はカイ食いが細く、420キロと予想以上に減っていた馬体を気にしているようで、この後しがらきへの短期放牧を挟む可能性を示唆。
 満足に追えないにも拘らず上がり最速35.1を記録したように、一定以上の能力を持ち合わせていることは確認できたので個人的にはある程度納得できたデビュー戦でありました。ただやはり気になるのはレース後コメントでも指摘されているようにカイ食いがやや細い点と気性の幼さ。デビュー前も気性の悪さを見せたのか終いバタバタになった調教があったので、放牧で何とか改善してくれることを願います。ウォーエンブレム産駒ということで何とか気持ちが切れる前に初勝利を挙げられれば良いのですが…。